SEOって、調べてみるといろんなやり方がありますよね。だいたい見かけるのは「魅力的なタイトルの付け方」とか「キーワードの数」などの情報が目立つんじゃないかと思います。
実際にやってみてお気付きかと思いますが、そう簡単に検索の順位が上がったりするわけではありませんよね。じゃ、他の方法も試してみようってことで調べてみても似たような情報ばかり…。
もう、そんなの聞き飽きたわ!
ってことで、今までの古いSEOはもう終わりにして、これからのSEOについて正しく理解を深めて頂きたいと思います。
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この記事はこんな方におすすめ
- SEOについて模索中
- 知識の整理をしたい
- もうSEOに迷いたくない
- SEOの方針を固めたい
- 失敗の原因を知りたい
- 検索上位表示を狙っている
参考記事
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ブログアクセス数を増やすために絶対やるべきSEO内部対策28
Webページを検索の上位に表示させることは、ブロガーにとって一番重要な事だと思います。Googleの検索アルゴリズムがパンダアップデートにより、コンテンツの品質を評価するようになって以来、PR(ページ ...
SEOの考え方について
あなたはSEOについてどのようにお考えですか?
検索エンジンを最適化させる取り組みを行っているとしたら、Webページを検索で上位に表示させるのが目的になると思います。少し簡単に代表的な理由をまとめてみました。
- 検索の順位を上げたい
- Webサイトの露出を増やしたい
- ブログのアクセス数を増やしたい
上記のように、Webサイトの検索順位さえ上げることができれば、アクセス数も増えると言う考え方が一般的になっている現状で、ほとんどの人が検索エンジン最適化に力を入れています。
ところが、検索エンジンを最適化するだけでは検索順位アップやアクセス数アップの効果はあまり期待できません。その理由は、Googleの方針にあります。
すでに行われてきたSEOとは古いテクニックなのでほとんど通用しません。要するに、アルゴリズムの隙をつくような対策は長続きせず、キーワードの振り分け方や文字数などと言った手法に深い意味はありません。
今日通用したことが明日には通用しない時代です。
では、今後どのようなSEOを取り入れていくべきなのか、それはGoogleの仕組みを知ることで解決できます。
Googleのビジネスについて
そもそも、Googleのビジネスについてご存知でしょうか。Googleの収入源に広告の手数料があります。これは、検索結果画面の広告枠に表示される検索連動型広告(リスティング広告)がクリックされると、広告主からGoogleに手数料が支払われるシステムです。
これについてこんな考え方があります。仮にGoogleが収益を優先するならば、検索結果を広告で埋めてしまった方が良いと思いませんか?
オーガニック検索枠も広告で埋め尽くしてしまえば、なんだかすごく稼げそうにも思えますよね。でも、決してそんなことをしません。なぜだと思いますか?
それは、検索結果画面を全て広告で埋め尽くしてしまった場合、売り込みページばかりになってしまいクリックしても必要な情報が見つけにくくなってしまうからです。結果、ユーザーは不便だと感じてしまい利用者が減少し、広告の価値も低下してしまうわけです。
そのため、リスティング広告だと判別がつくように「広告」ラベルを表示させて、オーガニック検索と区別しやすい配慮をしています。
このことから、Googleは検索ユーザーの利便性を重視していることがわかります。お金で操作できてしまう検索エンジンでは、広告資金が豊富にある個人や企業の独占フィールドになってしまい、検索エンジンで何かを調べても商品やサービスばかりになってしまいますからね。
これだけは知っておきたいGoogleの方針について
Googleの取り組みに関するポリシーについてご存知でしょうか。
ポリシー
Google は Google 検索を通じてみなさんが見つける情報について、いつも気を配っています。そのため、ユーザーを第一に考えた一貫性のある取り組みを目指しています。
このように、何よりもユーザーにとって使いやすい検索エンジンである事を大切にしていることがわかります。Webサイトの運営はGoogleの方針に沿った施策を行うべきなのです。
この先どのようなSEOを行うべきか
Googleの方針がユーザーファーストであることから、ユーザーにとって有益なコンテンツを提供することが最も正しいです。
- 検索ユーザーのための施策になっているのか常に考えること
- 検索ユーザーの入力するクエリの意図を正確に理解すること
- クエリに込められたニーズにぴったり一致するコンテンツを提供すること
方針に沿うとは、こういう事です。
現時点では、「タグの調節」や「キーワードを含める」などの最低限の施策は有効ですが、今後も検索エンジンの改善が進んでいけば、このような方法は少しずつ通用しなくなっていきます。
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やはり、目指すべきはユーザー向けの施策が重要です。
これからはSEOではなくSXOでユーザーに優れた体験を提供する
今までのSEOは、「検索エンジンが理解できるWebページの最適化」や「キーワードに合致した品質の良いコンテンツ提供」などでした。
SXOとは、検索体験最適化(サーチエクスペリエンス最適化)Search Experience Optimization(サーチ エクスペリエンス オプティマイゼーション)と言う意味で、検索ユーザーが有益な(優れた)体験ができるように最適化することです。
Googleは、この検索体験最適化を目指していて、ユーザー体験を評価できるように進化しています。つまりこれからのSEOは、「検索エンジン」ではなく「人」について考えることが重要で、あなたのWebページに訪問したユーザーがどんな体験をしたのかが求められます。
Search Experience OptimizationをSXOと紹介していますが、Search Experience OptimizationSEOと解釈しても同じ意味です。
まとめ
Googleのビジネスは広告の手数料なので、Google検索エンジンの利用者が減少しないようにユーザーを第一に考えた取り組みを行っていることについてお話しましたが、SEOってテクニックじゃないってことも理解を深めてください。
SEOに成功方法なんてありません。あなたのWebページが「誰に」「どんな役に立ち」「どんな体験」を提供できるか常に考えることです。これからも検索上位表示を目指していくのならば、Googleの方針に沿った運営を行っていきましょう。
また、最低限の「タグの調整」や「キーワードを含める」などの施策はまだまだ有効なので合わせてうまく活用してみましょう。
- Googleのビジネスを知る
- Googleの方針を理解する
- 検索体験最適化を目指している
ユーザーに優れた体験を提供できるWebページだけが、検索上位表示されることを理解しておきましょう。
参考記事
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