大人気の三菱冷蔵庫に、待望の新商品が発売になりました。
発売日は2017年8月上旬からなのですが、2018年モデルとしてご紹介させていただきますので、ご了承ください。
※この記事では、最新冷蔵庫の情報と前シリーズの違いを公開しています。
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三菱冷蔵庫おすすめ2017
比較となるポイントをわかりやすく説明していきます。著者である僕は冷蔵庫メーカーの勤務歴がありそのプロ目線での解説です。読みやすいように頑張って短めにまとめましたのでその違いをご覧ください。 ※氷点下ス ...
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新モデルWX/JX/B46について
最新冷蔵庫の機能や変更点などを含めたすべての情報を公開していますので、ご覧ください。
型番について
まずは、型番からご紹介します。
型番の変更について
前シリーズ型番 | 最新シリーズ型番 |
---|---|
MR-WX70A | MR-WX70C |
MR-WX60A | MR-WX60C |
MR-WX52A | MR-WX52C |
MR-WX47A | MR-WX47C |
MR-JX60A | MR-JX60C |
MR-JX52A | MR-JX52C |
MR-B46A | MR-B46C |
上の表をご覧の通り「A → C」に変更になりました。
新たに追加
- MR-WX47LC(W)(F)(BR)
- 新色:F(クリスタルフローラル)
※W(クリスタルホワイト)、BR(クリスタルブラウン)
P色(クリスタルロゼ)は、最新シリーズから無くなりました。代わりに、F色(クリスタルフローラル)が追加。
※B46シリーズのW色は(クリスタルピュアホワイト)で横に縞模様(しまもよう)が無いデザインです。
Cモデルから無くなった型番について
MR-JX47LA
- 容量:470L
- 幅:650mm
- 奥行き:699mm
- 高さ:1,696mm
- 色:(N)(RW)
- N(ローズゴールド)
- RW(ロイヤルウッド)
470Lでありながら、高さが低い冷蔵庫としてその人気を集めてきたJX47LAでしたが、今作からは除外されました。
代わって、WX47LCとしてニューリリースとなり、JXからWXへ出世したような印象ですね。しかし、冷蔵庫の扉に磁石をくっつけたい方にとっては反応が少し変わるかもしれません。
なぜなら、WXシリーズは強化ガラスを使用しているので磁石がくっつかないからです。その点では、JXシリーズは強化ガラス無しなので磁石がくっつきます。
細かいところですが、この問題を重要視している方も意外と多いので、そんな方のお役に立てれば幸いです。
大きな変更点は3つ
- 省エネ性能
- 冷蔵室
- 野菜室
この3つが変わりました。
それでは2017年8月上旬以降発売の最新冷蔵庫と前シリーズの違いをご覧ください。
省エネ性能について
前シリーズと比較すると、金額にして約500円くらい電気代が安くなりました。これからその理由をご説明します。
高性能真空断熱材を採用
薄型断熱構造「SMART CUBE」に高性能真空断熱材を搭載し、断熱性能が向上しました。
真空断熱材の芯材(ガラス繊維)を改良したことで、従来品よりも心材中のガラス繊維の細さを最適化でき、熱を伝わりにくくできる。
薄型断熱構造「SMART CUBE」とは
扉や外壁などを薄型化しても、断熱性能を保つことができる。
それは、独自のウレタン発泡技術によってウレタン部分を薄くし、真空断熱材を効率的に配置することで、本体幅や高さを抑えながら容量アップと省エネの両立が可能となる。
※WXシリーズ搭載
高効率冷却ユニットを採用
従来から採用しているプレ着霜システムとハイブリッドデフロストヒーターによる高い除霜能力に加え、新搭載されたのが「エアガイド」です。
冷却器中央本体への通風量を増加させて、冷蔵庫内へ吹き出す前の冷気(戻り冷気)の冷却ロスを抑制し、冷却能力を向上させることができる。
プレ着霜システムとは
冷却機に蓄積される霜を高効率に除去できる。
ハイブリッドデフロストヒーターとは
- パイプヒーター
- 冷却器を直接的に温めて除霜
- ラジアントヒーター
- 冷却器を間接的に温めて除霜
冷却機にパイプヒーターとラジアントヒーターがあり、この2つが機能したものをハイブリッドデフロストヒーターという。
※WX/JXシリーズ搭載
高効率制御を採用
「NEW MICLOSS」搭載で、ムダな冷やし過ぎを抑えて省エネ性を改善しました。
冷蔵庫の圧縮機能停止後、再運転させる際に生じる圧縮機のON/OFFロスを制御し、庫内温度の目標温度と実際の温度との差を検知し、ダンパーサーモ(風量調節装置)をきめ細やかに制御する方式のこと。
これを冷蔵室、製氷室、瞬冷室、野菜室の4つの部屋に採用している。
※NEW Mitubishi Cycle Loss Saving Systemの略で「ニューミクロス」という。
※WX60C、WX52C搭載
省エネ性能についてまとめ
- 高性能真空断熱材
- 高冷却ユニット「エアガイド」
- 高効率制御「NEW MICLOSS」
この3つが新たに採用されました。
搭載シリーズ型番 | 採用機能 |
---|---|
WXシリーズ | 高性能真空断熱材/高効率冷却ユニット「エアガイド」 |
JXシリーズ | 高効率冷却ユニット「エアガイド」 |
WX60C、WX52C | 高効率制御「NEW MICLOSS」 |
※Bシリーズには搭載されていないので注意してください。
もしも省エネにこだわるのであれば、3つの機能が採用されているWX60CとWX52Cがおすすめですね。
冷蔵室について
今作からお客様の声を反映し、仕切り無しのワン・ツー棚へ変更しました。
WX-Aシリーズでは、セパレートガラスシェルフが採用されていました。
冷蔵室はこの変更のみです。
※WX70Cのみ従来と同じセパレートガラスシェルフを継続、その他のWXシリーズをワン・ツー棚に変更
野菜室について
新たに追加されたのは「ハイブリッドナノコーティング」を施した、抗菌作用のある「クリーントレイ」が野菜室底面に採用されました。
つまり、今作からはクリーン朝どれ野菜室となりました。
土やほこりなど水に溶けやすい(親水性)汚れと、油など水に溶けにくい(疎水性)汚れを抑制。
更に、静電気を帯びた野菜クズなどの付着までも制御できる。
※冷蔵庫としては、世界初です。
このトレイは簡単に取り外して洗う事ができるので、野菜室を清潔に保つことができます。
※WX/JXシリーズ・B46に搭載
まとめ
最新モデルについて公開しましたので、まとめてみました。
- 省エネ性能の改善
- ワン・ツー棚
- クリーントレイ
- P色(クリスタルロゼ)廃止
- F色(クリスタルフローラル)追加
デザインはそのままで、上記5つが変更追加されました。
Cシリーズを検討中の方は、参考にしてみてください。
引き継がれた機能について
- 氷点下ストッカーD
- ワイドチルド
- 切れちゃう瞬冷凍
- 熱いまま瞬冷凍
- まるごとクリーン清氷
- 給水経路丸洗い
- 朝どれ野菜室
※以下省略
すでに、別の記事で詳しく解説している記事があるので、こちらで確認してください。
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